デジタルとアナログの間

デジタル化が急速に進んでる今、
物事がどんどん効率よくなってきている。
インターネットや何もかもの処理速度が早くなっていき
5Gがさらに、そのスピードを加速させる。
人もデジタル化に適応していき、慣れてくるものだから
スマホの起動が少し遅くなっただけで
違和感を覚えてしまうようになった。
いろんな時間が短縮されていって、
その分の余った時間を何に使うようになるんだろう。

いくらデジタル化が進むとはいえ、
完全にアナログな感覚がなくなるわけではなくて、
時計などは、時と場合によるけど、
画面の数字で時間を認識するより、
針のついた時計を視覚的に認識する方が、
わかりやすい時もある。
カレンダーも数字だけを見るより、
1ヶ月を全体として見る、いわゆる紙のカレンダーが
とても日常に馴染んでいる。

どっちがいいとか悪いとかの問題ではなくて、
どっち派とかいうことでもなくて、
バランスよくデジタルとアナログの間を
行き来できたらいいなと思う。
両方をうまく使いこなすというか。
効率ばかり重視してしまうと
冷ややかな印象になってしまいがち。
時間をかけて丁寧に扱う方が、
対、人においては温もりや優しさは感じられるから
場合によっては、
あえてアナログであることも必要だと思う。
手書きメニューの評判がとてもいい。
きっとそういうことなんだろう。

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