どうせなら基準はロックで

ここで言うロックは音楽のロックではなく、
生きかたや姿勢という概念です。
メッセージ性や常識を壊すというニュアンスも含めて。
個人事業主として、お店をしてるということは、
それなりに経営者でもあるということになります。
経営者としては未熟過ぎるほどの未熟を自覚しています。
もっぱら勉強中で、肩書きにもふさわしくないのですが、
基準としての考え方は持っておいた方がよくて、
物事を選択、判断する時に必要になってきます。
自分でお店をするからには、会社員の時と比べて、
はるかに決めないといけないことがたくさんあります。
スピードも求められるし、誰のせいにもできないし
結果もすべて自分に返ってきます。
でも、その大変さの分、会社員では味わえない
悦びが享受できて、それは信頼や経験という
お金で買うことのできない対価も得られます。
迷います、すごく迷います。
料理ひとつ決めるのも、全体的な方向性を決めるのも。
このお客様には次に何をしたら変化があって
よろこんでもらえるのか、とか。
いい判断ができなくて、後悔する時もあるし
いい判断ができて、高揚する時もあるし。
とにかく毎日のように迷って悩んで決めて迷って。
その行為こそが、愛情だとは思いながらも
楽に決めれるようになりたいと願ってやみません。
その決断の際に大事にしてることは、
はじめに言ったようにロックでありたくて、
どうせ変に軸がブレるくらいなら、
ロックな部分だけは守っていきたいと思うわけです。

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