経験からの気づき

ナイトデリバリーの企画が終わった。
こちらの都合に合わせて注文してくださった
お客様へは感謝の気持ちでしかない。
やってみてわかったことを整理してみる。

・すごく感謝される
 店頭での受け渡しより感謝の量を感じる。
 お客様にとっての最善はやっぱり、労力を使うことなく 
 届けてもらうことで、時間も有効活用できる。

・選択肢は少ない方が決めやすい
 今回は地域と日にちを指定させてもらっていたので、
 お客様にとって注文できるタイミングが一択しかない。
 晩御飯の献立が先まで決まってることはほとんどなくて
 指定されてる方が、逆に決めやすかったりする。
 何が食べたい、という問いに、何でもいい、と
 答えられると困るように、はじめから二択を用意して
 決めてもらう方が、相手も決めやすい。

・この地球には人がたくさんいる
 当たり前のことを、改めて実感する。
 ひとつマンションに届けるだけで、この中には
 色んな家族がいて、その数だけ人生のドラマがあって
 喜怒哀楽と共に、みんな懸命に生きてるんだと
 想像するだけで、人の多さに圧倒された。
 ほんのごく一部の人たちにしか商品が届いてないことに
 影響力の小ささを痛感する。

・最低限の妥協が必要
 一度に数件分のお料理を仕上げないといけないので、
 準備段階で料理を常温に出してる時間が長くなる。
 冷たい料理はぬるくなるし暖かい料理は冷めてしまう。
 お客様の視点で見ると、気にならないことでも
 作ってる側は、どうしても譲れないラインがあって
 その妥協とこだわりの境目をどこにするかで悩む。

届けてもらう食事は便利かもしれないけど、
そこに楽しみや感動を加えるのはとてもむずかしい。
食べるという行為だけならコンビニでも間に合わせれる。
やっぱり食事はエンターテイメントであってほしい。
香りや音やシズル感、会話や身体性や体験価値、
共感や応援や参加、物語を伴ってこそ
感動を生み、記憶に残り、心の豊かさにつながる。
そのことをもっと伝えていかないといけないなと
思ったわけです。

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