美しさと怖さ

見事に雨雲は日本列島の上を横切り、
自然はまるで意思を持っているかのように、
人間を困惑させ、猛威を振る舞う。
年々、自然災害の度合いは高くなり、
頻度も多くなってきているような気がする。
戦うものではないけど、到底敵わないほど、
自然が持つエネルギーは計り知れない。
共生するなんて、きれいごとを言われても、
ピンとこないし、それ以上に人間の文明は
自然の領域を侵食することで成り立っている。
動的平衡。
生命は絶えず動きながら作り、壊すという作業を
繰り返しながら、平衡を保とうとする。
自然も地球も生きものとするならば、
近年の自然災害の猛威は、人類が汚した傷を
治そうと、バランスを保つために働く行為だと
個人的に思っています。
それくらい自然をたくさん傷つけてるということ。
反対に、
海の青さや、山々の稜線、空の色、
雲のかたち、夕焼けの瞬間、雨の音、
月や星の輝き、などなどの風景を見て
綺麗だとか美しいと思える感情は、
教えられて身につくものでないと思うから、
もともと備わっていた感情だとすると、
不思議な深い繋がりを感じずにはいられない。
綺麗な側面と、破壊の側面の両方が紙一重な
バランスを保ちながら存在してる意義は、
人類に何か大切なことを伝えようとしているように思える。

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