普段何気なく生活してるけど、
当たり前に、いろんな仕事をしている人たちのおかげで
世界は成り立ってると気づく時がたまにある。
粗大ゴミを処理センターに持っていってそう思った。
淡々と業務をこなし、仕方なく、さして楽しくなさそうだ。
炎天下の肉体労働ほどつらいものはない。
ゴミというジャンルも、決して気分をよくするものではなく、
他にもそんな仕事に従事してる人はたくさんいる。
生活のために、家族を守るために、
生きるために、人は労働をする。
好きなことを仕事にしよう、なんて人は言うけど、
大半の人が生きるために働いてると思う。
中でも劣悪な環境で仕事をしてる人は必ずいて、
その人たちのおかげで、世界が回ってることに
感謝する気持ちを忘れてはいけません。
同じ地球に住んでいても、いろんな環境があるのに、
自分のいる世界がすべてだと思い込み、
あきらめてしまうのは、よくも悪くも人間の習性。
危険を犯さずに守ろうとする本能が備わってるから。
そこから飛び出すには勇気がいる。
リスクが大きい、犠牲もでる、たくさん失う。
でも、歴史を見ても時代を前に進めてきた先人たちは、
みんな現状に満足せず、あきらめずに、リスクを冒し
世界をよりよくしようと挑戦してきた、ごく少数の人たち。
時にバッシンングを受けながらも。
その方がかっこいいと思う。
挫折や苦労を乗り越えて得た成功の物語は美しい。
できればそちら側の世界に行きたい。