読書の秋というか

11月も半ばなのに、暖かい日が続いている。

お天気の良し悪しは、人の気分を大きく左右する。

いろんな秋があるけど、読書の秋、は過ごしいやすい

気候なので集中できる、という由来からきている。

読書を日課にしているものとして、

本なんていつでも読めるし、急に読んで身につくもの

でもないと思っている。読むきっかけにはなるけれど。

出版業界が斜陽産業なように、インターネットメディアの

台頭により多くの人が、SNSやYouTubeなどに

多くの時間を使っている。プラットフォーム側も

人々の可処分時間を奪おうと、データを駆使して

長く滞在させるように仕向けている。

なので、ますます読書をする人が減っているそうだ。

ネットのような受け身なコンテンツでは、情報が早く

回転するため深く考える余裕がなくなってしまう。

本は能動的に自分のペースで読めるし、

時代や著者の世界観をじっくり堪能できる。

人間が発明した言葉によって、文章が成り立ち、

物語となり書物として、歴史を紡いできた。

本がなければ人類はこんなに発展していないはず。

今の若い子は読解力も低下してるという。

文字を読んで理解しないことには、わからないことにも

気づけないし、言葉をネットで調べることもできない。

浅い知識ばかり入れていては記憶にも残らない。

何かを覚えるということは、二つ以上の神経細胞が

深いところでつながった時に起こるもの。

その引き出しを増やすためにも読書は最適で、

読んですぐ結果には現れないけど、長期的に見た時に

後々活きてくるから、コスパのいい自己投資だと思う。

自分の人生をいかに深く生きるか。

情報に溢れたこれからの時代に、大切なキーワードとなる。

そのためにも読書は最適なツールのうちのひとつ。

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