与える影響を考える

世界は環境にやさしい方向に動いている。

エシカル消費という言葉があるように、

社会や地球環境に考慮して作られたものを購入したり

消費するという考え方で、今でこそ地産地消や

トレーサビリティという言葉も耳にするようになってきた。

少しずつ環境や健康への意識は高まってきている。

皮肉にも世界経済が発展していく上で、

地球環境を汚してきた犠牲はとても大きい。

食で言えば、コンビニ食やファーストフードのように

大量生産に大量消費がまかり通っていて、

まだまだ生産者の見えない現状から抜け出せない。

先進国に暮らす人々の欲望を満たすために、

途上国の社会的に立場の弱い生産者が搾取されたり、

資源を無駄使いにして環境が破壊されたりしてる現状です。

加工品や糖分の多い食品が増えたことで、

肥満な人の割合が増えてるのも深刻な問題。

食品ロスやゴミの問題も、海を汚すことによって、

そのゴミの成分が魚を通して人に巡ってくるなんて

本末転倒な出来事です。

自分の行動がどう環境に影響を与えているのかを

考えることは、これからの社会を作る上で、

必要最低限の考え方になってくると思います。

食に携わる人の中でも、こだわりを持って取り組んでる

お店などは、生産者を大切にしているし、その素材を

生かすことに注力しているから、余計なものは入らず、

自然とエシカルな考え方に寄っているので、もっと

その一面に光が当たればいいのに、と願っています。

関連記事

  1. 伝えるむずかしさ

  2. 振り返り

  3. 人柄がすべて

  4. 偶然の出会い

  5. スロージャーナリズム

  6. 下手くそでもいい