ホームページを作った日から始めた文章が、
なんだかんだと毎日綴って300日目を迎えた。
自分が頭で思っていることに、言葉を当てはめて
書き出すという作業は想像以上にむずかしい。
出来事や事実だけを述べるのは、容易いだろうけど
感情や思考を表現するのは、未だに慣れない。
そもそも毎日書けと誰に言われたわけでもなく、
自分に課したもので、お客様がホームページを訪れたは
いいけど、変化がないとおもしろくないと思ったから。
特に書く技術があるわけではなく、構成力もなく、
結局何が言いたいのかと、往々にして反省している。
でもたとえ稚拙でも毎日書くと自分で決めた。
決めてしまったからには、もう続けるしかない。
ネタにストックがあるわけではなく、ほぼ一日中、
今日は何を書こうかと考えていると、自然と情報に敏感に
なれるし、常にアンテナが張ってるので吸収しやすい。
ある程度の統計データは取れるけど、SNSのように
直接的な反応があるわけではないので、ウケ狙いに寄せな
くていいし、自分の評価軸で自由に書くことができる。
書くことが何も思い浮かばず、何度も諦めかけた。
書き始めてからテーマが見えてくることもあるし、
書いていると言いたいことが変わっていくこともあった。
いずれにせよ、書き続けたことによって思考が整理され
進むべき方向が見えたから、やってよかったと思っている。
それに続けてきた実績は、時間を巻き戻さない限り、
誰にも真似ができないし、今からでは超えられないこと。
そして次の挑戦をするための大きな自信にもなった。
書くという極めて基本的な行為が見せてくれた大きな
効力をひしひしと実感している。