進んでいる実感を持つこと

お店を閉店してから数日経ち、

何にも縛られることなく自由になったはいいけど、

間近に締め切りが迫っていたり、制約がないことには

人間どうしても気がゆるくなってしまうもの。

次の準備のために、前に進んでる実感はあるものの、

行動に対する手触り感が、明確な形として現れないから、

時々不安はどうしても襲ってくる。

かろうじて前向きに作業はできているけど、

がんばればもっとできるような気がしている。

自分を律するほど難しいものはない。

それでも何か自分にとって大切なものを探し求めるには、

ある程度まとまった時間が必要になってくる。

何かの技術を身につけるためだったり、

何かを学ぶためだったり、

目的を達成するための準備をする時間が。

例えば、ある島に財宝があるとして、

その財宝にたどり着くためには、

いろんな場所を探さなければいけない。

何も見つからない日の方が多いだろう。

でも何もないということがわかっただけで、

財宝の見つかる確率は少し上がることになる。

そんな風にして、毎日が決して無駄ではなく

少しずつでも目的に近づいてると思えれば、

がんばれる気がする。

そう思わないとやってられない。

目的があるだけありがたい。

時間のあることがありがたい。

しっかり今を活かしきらないと。

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