よく観察する

地球の資源には当然限りがあります。

世界人口が増え続け、食べるものがなくなってはいけない

と最先端の技術で様々な人工的食料の開発も進んでいます。

反対に美食を求めるあまり、何も考えず環境負荷の高い

食事を一部の人は好んで食べています。さらに食品ロスが

社会問題になっているように、人は食事を粗末に扱います。

まるでいたちごっこをしているよう。

現代人は食べ過ぎだと言われているのに、企業は魅力的な

商品を開発し購買欲を煽ります。

お客様に喜んでもらうためにしている行動が、従業員を

守るための行動が、利益を出し成長していくための行動が、

お客様の健康を損ない、感覚を麻痺させ、大切なことを

見失わせ、地球を汚していると言う悪循環になっている

社会活動が多くなってきているような気がします。

地球の未来のために、どんな新しい事業も環境への配慮が

ドレスコードとなりつつある今、飲食業界も食べものと

密接に関わっているので決して無碍にはできません。

成長にばかり目を向けていては近くにあるものが見えなく

なります。電車から見える景色と、歩きながら見える景色

は違います。欲を満たすことに集中すると犠牲にしてしま

う何かがあるはずです。トレードオフやゼロサムゲームの

ようなものです。日本の日常食である食べものや調味料は、

米や麦や大豆をベースに、様々な定番商品を生み出してい

ます。先人たちが長い時間をかけて獲得した叡智にヒント

があるような気がします。

新しいものを付け加えるのではなくて、今あるものをどう

活かすかを考えていく。これからの時代の価値観は、すで

にある資源にどう新しい意味を見いだすかが問われるよう

な気がしてなりません。そのためにゆっくり歩いて世界を

見ること、幸いにもそうするための時間が強制的に今まさ

に与えられています。あるものを活かすよりも先に、その

対象物をよく観察することからはじめた方がいいかもしれ

ません。

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