先の見えない自粛が続くことによって、感染の恐怖以上に
精神的な負担を抱えてしまうケースが出てきている。
やりきれなく行き場のない感情が負の連鎖を生み、
現実に、海外では心を病んでしまう人が増え、家庭内暴力が増えているという。
まだまだ未知の世界ですが、最低限の活動ができるガイドラインみたいなものの
作成を一刻も早く願う一方で、国や誰かのせいにするばかりではなく
個人が自己責任の範囲で、精神面でのバランスをとれるようにしないといけない。
ネガティブな心との距離をとることと、ストレスの換気も必要だ。
このことを考える上で、エンターテイメントがもたらす役割や、
人が集まっている安心感が、うまくバランスをとっていたのだと気づかされる。
影響を大きく受けている外食産業も苦しい状況であることから、
ただお腹を満たし味わうだけの食事ではなくて、
人と人が会い、集まって語らい、同じ空間や時間を共有することで
得られる心の充足感は、食事もエンターテイメントの要素が強いことを証明している。
この状況が長く続く限り、外食の在り方は大きく変わることでしょう。
そもそも労働に対しての利益率が少ない業界の構造で、
補償や貸付やテイクアウトやデリバリーで乗り切ったところで、
見える未来は決して明るくないような気がします。
その渦中にいる身として、どの選択がベストなのか考えさせられます。
いずれにしても心だけはポジティブに。