悲しみの余波

先の見えない自粛や生活規制が、徐々に人の心を蝕んでいく。
すぐそばで困ってる人を助けることさえできない葛藤、もどかしさ。
声をかけてあげるにも、適切な言葉が見つからないよ。
がんばって、なんてとても言えない。
何をがんばったらいいのか。
ピンチはチャンス、なんて言葉も今は不適切な気がする。
ピンチの渦中の人たちは、もうピンチでしかない。
でも何かしたくても何もできない。
だからと言って、動ける人が落ち込んでたら、ネガティブの感染率が上がる一方。
夢や希望は生きるためのモチベーション。
これからもっともっと、何かを諦めないといけない人がたくさん出てくる。
周りの知ってる人たちが、そういう状況になったいったら
否応なく耳に入るし、少なからず心に影響を受けるし、その情報からは避けることができない。
何とかうまく胸のうちで消化したいところ。
お金よりも心の方が心配。
心は深い傷にもなりうる。
それを考えると、将来を担う子供たちの心に影響が出ないことを願う。
ソーシャルディスタンスを保った上で、日光浴と適度な運動を。
大人たちは家に明るい空気を。
どうか波にのまれないように。
どうか心だけは穏やかに。

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