デリバリーといえば、今はウーバーイーツが話題。
飲食店とお客様を繋ぐテクノロジーによるマッチング。
日本にはうまく浸透してないという噂を聞く。
配達スタッフの減給や、遅延やマッチングが成立しなかったりなど。
なぜそうなるのか。
日本は世界でもトップレベルのサービス大国と言われていて、
電車は時間通りに来るし、公共施設の清掃は行き届いている。
反対に、日本の労働生産性は先進国の中では低い方だ。
よく言えば勤労だし、悪く言えば効率が悪く無駄が多い。
つながるのは、過剰すぎるサービスをお客様に提供するのに、
働く人がすごく時間をかけてるということ。
見えないところに仕事をする、と言った感じ。
料理だってそう、それが美しいと捉えられたりする。
過剰なサービスこそが配慮や気遣い、おもてなしを生み
世界に高く評価されていることは否めない。
もはや国民はその質のいいサービスに慣れてしまっている。
そもそもの基準値が高い。
ウーバーイーツに話を戻すと、
日本人的感覚から言うと、質が悪いのだと思う。
時間にゆるかったり、料理が冷めてしまってたり、
配達スタッフがお店の人じゃないってところも大きい。
サービスの質を維持していくのか、
質を落としてでも便利に慣れていくのか。
慣れもよしあしだ。
書いてて思ったけど、日本人特有の清潔感と一致団結する能力が
ウイルスの飛躍的な蔓延を抑えてるのかもしれないなあ。