全部必要な時間

考えても考えても、なかなか行動に移せず
足踏みしてしまうことが、時としてある。
学べば学ぶほど、先を歩いている賢い人たちは、
行動のアクションが早くて、失敗を繰り返しながら
どんどん前に進んで行く。
人間にもともと備わってる防衛本能が、
保守的にさせ、堅実にさせ、行動を鈍らすのは
理にかなっているので間違いではないけれど、
未来を明るくしたいと思うなら、
行動と失敗の回転は早ければ早いほど、
いい方向に向かう事は、歴史上の偉人たちが
こぞって教えてくれている。
とはいえ、視点を変えてみると、
色んなアイデアも今でこそ閃いた感じの時はあって、
回り道をしたからこそ見つかったような、
そこに至るまでが全部必要な時間だったかのような。
山登りのように頂上に辿り着くまでが、
辛くて苦しかったりするけれど、
登りきってしまえば気分は晴れわたる。
人によって歩みの速度も違うから、
自分のペースで登っていけばいいのだと言い聞かせる。
でも周りと比べるのは良くないのは頭でわかっていても、
誰かが現実に追い越していくのを横目に見ると、
悔しいし不甲斐なさを感じてしまう。
何事においても、それができるようになるまでの時間は、
歩みが遅かったり、
途中で止まる時もあるかもしれないけど、
必然で必要なものだと思うと少し楽にはなれる。
それぞれのペース配分があるし、
日々進んでることを実感できることが大切。
これは人との出会いにも当てはまるような気がする。

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