アートって理解するのがむずかしい。
もちろん正解はないし、自分の尺度で感じるもの。
最近は特にアートで街を活性化させたりして、
若い年齢層にも関心は高まってきているけど、
いろんなアートイベントが増えすぎて、
淘汰されてる印象も受けなくはない。
アート的な思考は感性が養われ、
感覚も研ぎ澄まされるので、
これからの正解のない時代には、
重要なスキルになってくると思う。
個人的解釈では、アートとは、
その作品を作るに至ったプロセスを想像すること。
鑑賞者にうんうんと考えさせること。
だと思っていて、目に見える飾られた作品は、
表現のほんの一部分にしか過ぎない。
その裏側を覗いてみたならば、
どうしてそうなったのか、
何を伝えようとしているのか、
それぞれの作者に、それぞれの想いはきっとある。
わからないことがほとんどだけど、
わからないということが、
わかっただけでも得たものがある。
鑑賞する人の出かける目的や動機に
させてくれるところから、
もうすでにアートとしての作品は始まってます。
その文脈で考えるならば、
お店だってオーナーさんのひとつの作品であって、
そこには、こういう気分になってほしいとか、
伝えたい気持ちが、プロセスとして必ずあるわけで、
出来上がった商品やサービスで表現していくという
プロセスはアートそのもの。
自分の中の心がほんのわずか少しでも動いたならば、
そこからアートは始まっています。