生まれた瞬間から否応なく大人になっていく。
知識が増え、ルールを知り、社会の枠にはまり、
透き通った心は、世界を知り次第に濁っていく。
子供の発想力には、大人には到底敵わないくらいの
斬新さと驚きと笑いが存在する。
若い頃の無謀さって、間違ってることがあったとしても
今となっては唯一のエピソードになるし、
自分の物語を構成する大切な一要素になる。
失敗体験から人は学んでいく。
恋愛なんてまさに、他人のことを深く知る作業だから、
傷つき傷つけあってこそ、優しさを知っていく。
年をとるにつれ次第に分別がつくようになり、
選択肢が狭くなって余計に踏み出せなくなる悪循環。
もちろん大人は間違ったことをしてをいけないし、
社会のルールを守らないといけない。
インターネットの情報が増えすぎたことで、
知らなくていいものを、知ってしまうことになり、
評価や承認を気にするあまり動けなくなるのは、
どこか他人を人生を生きてるみたいだから、
自分が望む結果だけを見たらいいと思う。
比べたら比べるほどしんどくなる。
誤解してこその青春、
一度濁ってしまうともう透き通らないから厄介だ。