偶然の出会い

毎日同じルーティンで生活していると、

どうしても世界が狭くなってしまう。

ましてや、インターネットの中の情報は、

ありがたいのか、ありがたくないのか、

自分の興味関心に沿うようなコンテンツが表示される。

丸亀でうどんを食べただけなのに、

スマホの中に丸亀のうどんの広告が表示されるのは

なんとなく恐怖すら感じる。

ラジオを聞いたり、テレビや新聞を見ることが少なくなり、

セレンディピティと呼ばれるような、予想外の発見や

偶然に出会うものが、確実に生活から減ってしまった。

テクノロジーの進化で便利になって余ったはずの時間は、

不思議と忙しく消費され、慌ただしい毎日の中で、

効率や生産性が重要視されている現状になっている。

先のルーティンと同じで、似通った情報にばかり

接していると、どうしても偏りが生まれてしまう。

自分の経験上ひらめきやアイデアは

不意に訪れることが多いから、行き詰まった時などは、

あえて予定を入れず何もない時間を過ごしたりする。

やったことないことをやってみるのも効果があって、

何事も行動することが大切だとつくづく思う。

人生の限られた時間をいかにして使うか。

効率ばかりではなく、偶然の出会いにも期待しつつ、

せっかくの力を溜める時間をいただいているので、

未来にきちんと還元できるように今という時間を使いたい。

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