情報の多さに疲れている人をよく見かける。
人間の処理能力なんてたかが知れてる。
上手に選択して必要のないことは捨てていかないと、
本当に大切なことさえ見失いかねない。
すごくたくさんの人をフォローしていたり、
スケジュールを詰め込んでいる人を見ると、
どうやって数をこなしているのか不思議で仕方ない。
そして逆に生産性が悪いような気もする。
どこかに隙間や余白を作ってあげないと、
新しい情報の入るスペースがなくなってしまうから。
こんな時代だからこそ情報収集を最適にする方法は、
積極的に情報収集をしないことだと思っています。
本当に大事な情報は、意識しなくても自然と耳に入る。
目的のない買い物をしていても、
偶然めぐり合った感、自然と惹かれるあの感覚。
情報においてもそんな出会いを大切にしたい。
今、いろんないいお店を探すことを別でしていてるけど、
矛盾しているようだが、
雑誌を見たり、インターネットを漁ったり、
決して無理をして探していない。
信頼できるお客様にそれとなくヒアリングしていると、
自分が必要としている情報が自然と入ってくるし、
その先々で点と点が線となって繋がったりする。
どんどん派生していった先に前から知ってる人がいたり。
総じて「ご縁」という言葉に集約されるのかもしれない。
人と人の間にご縁があるように、
人と情報の間にもご縁がある。
情報や予定をぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、
大事なことが目の前を通り過ぎても、
気づけない感度になってしまうので、
まずは余白を作ることが何よりも大切だと思う。