食の裏側を知れば知るほど、世の中に
いかに体に良くない食べ物で溢れているかがよくわかる。
Netflixの「WHAT THE HEALTH」という
ドキュメンタリー番組がおもしろかった。
情報はある程度の利害関係が成り立ってこそ、
世に流れているんだとつくづく感じる。
おそらく正しい情報ばかりになってしまったら、
食べていい物がごくごく限られた範囲になるので、
食品メーカーはいらないし、畜産もいらないし、
世界の経済が回らなくなってしまう。
なので社会システムに踊らされてるとも言える。
例えば、体に良くない食品を扱っている企業が
スポンサーとして付いていれば、メディアはそれを
あたかも美味しそうに宣伝せざるをえない。
どうしたものか。
食べることが健康に大事だとわかっていても、
疲れてる時には甘いものが欲しくなるし、
時間がない時には、すぐに食べれるものが欲しくなる。
幸い都会にはそれらの欲を満たしてくれる場所が
すぐ近くにあったりする。
だから糖尿病や肥満が増えてきている事実は、
豊かさと密接に関係がある。
現在において健康によくない事例が出てきてるのが、
過去からの積み重ねの上に表れたもの、ということは
今の食事の弊害が未来にやってくるかもしれない。
人間の怠惰な部分は、ついつい悪い物事を
先延ばしにしてしまう。
とはいえ、こんなことを考えていると何が
本当に正しい情報かさえわからなくなってしまいそう。
食事の影響は今すぐにわかる結果ではないから。
ただ長生きするよりも、いかに心身ともに健康でいれるか。
人生を長期的に見れば、今何を食べるかはとても重要だ。