同じものを淡々と継続して長く作るより、
変化しながら作っていく方が向いている気がする。
飽き性と言えば悪い意味で使われることが多いけど、
柔軟性があると解釈すれば悪い気はしない。
変化していくということは、常に周りにアンテナを張って
アイデアやひらめきを受け取るための
感度や準備が必要になってくると思う。
ここに書いてることは、いつも何について書こうかと
テーマを決めるのにギリギリまで悩む。
お店のテイクアウト企画も、わりと気まぐれで
させてもらえているので、何をしようかと考えては
いるけど、アイデアが出てこない時は全く出てこない。
苦しい時は本当に苦しい。
人それぞれにアイデアが生まれる瞬間は違っていて、
お風呂やトイレなどリラックスしてる時に、
ひらめきやすい、なんてよく聞くけど、
自分なりの方法はこれといってまだ確立していない。
アイデアが出てきやすくするためには、
やっぱりいかに精度の高い情報に普段から
触れているかが大事だと思う。
それも専門的な内容に偏るのではなく、
広い視座でいろんな分野に興味を持つ姿勢。
苦し紛れに出てくる時もあれば、
湧いて出てくるような時もあって、
人間の脳は不思議な未知の世界がつまってる。
料理を考える時は、作りたいものを先に決めるより、
使わないといけないものを基準に決めることが多い。
余ってる食材、余っている調味料、
その組み合わせが、以外と新しいアイデアになる。
最近は、テイクアウトの包材を直接見に行くことで、
この容器には何の料理を入れたら合うだろうかと考え、
決まることが多かったりする。
何にせよ常に思考を漂わせながらも、アイデアは
ひねり出すよりも自然と降りてくるまで待つ方がいい。