静かな夜

嘘のように静まりかえるお祭りや喧騒のあと。

今年もサービス業としての任務を全うしたイベント事。

うれしいことも、つらいことも、緊張も、不安も、

おかまいなく時間は等しく一定の速度で進み続けている。

日を追うごとに少なくなっていく食材を感じるのが好き。

すっきりしていく感じ。

項目に印をつけて消していくような感じ。

終わったあとの達成感を一人静かに噛みしめる。

事前の準備がどれだけ怖くても、

結果的に意外となんとかなっているのは不思議。

人生もそんな道のり。

これからもきっとそんな道のり。

一秒も無駄にしたくなくて、全力で集中したくて、

不覚にもここに書くことを続けてきたことと、

少し距離をとってみたら気持ちが軽くなった。

自分で決めつけた習慣に、

よくも悪くも縛られていたのかも、と思った。

インプット、インプット、インプット、と

少し追い込みすぎてたかもしれない。

自然発生する言葉も悪くない。

そのほうが本来の感情ものっかる。

そんなにがんばらなくてもなんとかなるから。

一日遅れのサイレントナイト。

嗚呼、パスタが食べたい。

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