人生をよくするためには行動が大事なんてよく言われる。
なんでもやってみること、理論上は正しいと思う。
どれだけ車の乗り方を言葉で説明されても、実際に運転し
てみないと体感としてわからないように。
でもやってみるのはやっぱり怖い。
不意に事故に巻き込まれるかもしれない、命だって危ない。
頭ではわかっていてもできないことってある。
できることなら誰だって安定して穏やかに暮らしたい。
この安定という言葉の解釈を逆説的に捉えている人がいて
はっとさせられた。
それが安定するためのコツとして、自転車で例えられてい
てとてもわかりやすかった。
ひとつは遠くを見ること。
実生活では目標やビジョンのことを指すのでしょう。
ひとつは早く動くこと。
確かに早く動けば動くほど安定する。
たくさん行動して挑戦しようということでしょう。
もうひとつはこけること。
失敗から教訓を得て学べということでしょう。
この例はすごく腑に落ちたけど、実際にできる人はきっと
少ない。
わかっていてもできないこと。
エスカレーターと階段が並んでいて、階段の方が健康にい
いとわかっていてもエスカレーターを使う人の方が多い。
成功や安定って意外と、当たり前に知っていてわかってい
るのにやっていないことを実直にやるだけで、少し近づく
のかもしれない。
