飲食店の営業は天気や季節にけっこう左右される。
晴れの日や雨の日、暑い日や寒い日。
不確定要素の多い見通しの立たない商売だこと。
こう寒くては心理的にも人は動かない。
雨の日も、暑すぎる日もなかなか人は動かない。
それでもお店を開けてお客様を待っているのだから、
優しくて辛抱強い不思議なお仕事だこと。
この業界を長年やっていると、ある程度お客様の流れ、
のようなものが予測できるようになってくる。
段取りや準備の量、迎え入れる姿勢などを調整しながら、
おそらくどのお店も日々やりくりしてる。
やっぱりお店が忙しいと大変だけど達成感がある。
反対にお店が暇だと、天候など外的要因で事前に暇だと
わかっていても心はへこんでしまう。
飲食も水商売と言われるくらい、水の流れのように
安定しない業種のうちのひとつ。
それでもこのビジネスが成り立っているのは、
ひとえに相手に喜んでほしいという気持ちが原動力に
なっているからだと思う、みんな。
世間の人気や嗜好に大きく依存していることもあって、
直接的にお客様と接する仕事がほとんどだろう。
とってもとってもいい仕事だと思うのだけれど、
世相的に苦境に立たされていることがなんだか悔しい。
この気づきをもっと上手に伝えれたらと思う。
もっと言葉を尽くして広く届けれたらと思う。
なんだかそんな気持ちが沸き起こる暇な日だった。