若い世代にいい影響を

最近たまたま若者と話をする機会が多かったのですが、一様に意識は高く将来のことをしっかり考えているという印象でした。
悩むことも多々ありながら人生を楽しもうとしている感じ。
絶望の中にも希望を見出そうとしている感じ。
変な社会の慣習に染まっていない純粋さには絶大なエネルギーを感じます。
それを生かすも殺すもどの環境に身を置くかで決まってしまうような気がします。
感受性の高い時期にどれくらいのいい大人と接することができるか。
いい悪いで判別するのも難しいですが、社会の愚痴を言って疲れている大人よりも目標を持って生きている大人が近くにいる方が確実にいい影響やいい刺激が受けれそうです。
最たる例が親という存在でしょう。

幼少期に意志を持って環境を選ぶことは難しいですが、二十歳前後になると自分で選べるようになってきます。
自分で選べるようになるとはいえ、まだ右も左もわからないので必ず迷いは生じるでしょう。
何事もやってみないとわかりませんし、行動力には人それぞれの特性もあります。
そんな時に周りの大人がどう手を差し伸べるか、どう背中を押してあげれるかで若者の人生も大きく変わりそうです。
注意しないといけないのは決して選択を押し付けるのではなく、ファシリテーションするくらいがちょうどいいと思います。
あくまでも本人が選択したという自覚を持たせないと責任の所在が曖昧になってしまいますから。

そう考えると自営業の親がいると、自然といい大人と出会う機会も多いのではないかというのが個人的な推測です。
仕事をしている背中も見れますし、目的を持って生きてる姿勢も見せることができます。
一概に自分の人生を生きることだけが正解だとも思えませんが、なにかこう自分に軸があるということが人間にとっての普遍的な幸福や豊かさとつながっているような気がしてなりません。
若者たちの可能性を最大限に発揮できるような環境を整えたいものです。

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