雨の日には

今週の営業は雨がひどかった。

おまけに台風もせまってるという。

お客さんがいない。

梅雨のせいにもしたくない。

そもそもカフェを始めてからというものの雨が降ることが多かった。

飲食店、いやサービス業にとって雨は客足が減る。

(もちろん屋内のレジャーを例外として)

天候が大きく影響することも飲食店が水商売と言われる所以。

客足が期待できる週末が雨だと経営者はつらい。

スタッフは暇で喜ぶことが多いけれど。

サービス業は忙しいときと暇なときの波がある。

予想しながら準備をするけれど、当然正確に読むことはできない。

お店側の理想としては、来客の数も来店のタイミングもほどほどに忙しく、かつ丁寧に調理や接客ができるくらいがいい。

でも現実は、数組の来店が同時刻に重なるときもあれば、誰も来なかったりするときもあって、その高低差がありすぎて均等に来て、とみんなきっと思っている。

とはいえ、そんことをぼやいたところでどうしようもない。

今日はどんな一日になるか、 適度に忙しかったらいいな、と思いながら日々の営業に挑むだけ。

経営者としてお店が暇な日だと、水商売だしそんなときもあるよね、とわかっていても精神的にこたえる。

買い物や仕込みに準備した時間、新鮮な食材がロスになってしまうことを想像すると胸が痛む。

長年飲食をやっているのでそんなことでいちいち一喜一憂してられないと心で強く思っていても、メンタルとの戦いはなかなか手懐けれない。

前もって雨の予報だとわかるとやっぱり前もって気分が沈んでしまう。

雨も決して悪いものではない。

どことなく騒がしい空気を静謐なものに変えてくれる、しっとりとやさしい雨音は癒しにもなり、雨上がりに差しこむ光は無数の水滴を美しく輝かせ、植物への恵みなんかを想像すると有難いこと。

でもどれだけ雨のよさを語っても、晴れてる方が好きな人が圧倒的に多い。

雨だと自分の意志とは別に気分の方が先にどんよりとしてしまう。

だから雨の日はあきらめて普段後回しにしていたことをやるに限る!

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