わかりやすさの設計

最近、はじめて知ってくれるお客様が多いように思う。
仮説を立てるに、皆さん外食も含めて、
体験型エンターテイメントを楽しめない今、
身近で手軽に楽しめるものといえば、食べること。
いろんなお店がテイクアウトを始めているのもあって、
皆さんの注意がテイクアウトに向き、
サクサク検索しているのでしょうか。
そもそもMEEKは前から専門でやってるので、
有利に働いてるのかもしれません。

お店を調べてもらうにあたって、
お店側は伝えたい情報を
わかりやすく設計しておかないといけません。
多くのお客様が今は WEB や SNS で調べます。
キャッチーな言葉や、デザインの統一感、
文字のバランス、何を売りたいのか、などなど。
これは自身の課題でもありますが、
MEEKはただでさえ他に類を見ない形態のお店なので、
ルールを伝えるのがむずかしい。
完全予約制であったり、デリバリーの形態であったり。
長く付き合ってくださってるお客様には
思想の共有ができているので伝わりやすいけど、
それぞれにある大衆的な常識から判断すると、
理解のできないものかもしれない。
飛び込みのご来店であったり、当日の電話注文があったり。
お店の色を損なわない範囲と、
お客様にとってのわかりやすさの間にあるもの。
動線の設計や的確な説明が
まだまだ必要だなあと自戒を込めて。

関連記事

  1. ファーストフードのジレンマ

  2. お金では買えないもの

  3. 食べすぎていませんか

  4. 里山料理会の振り返り

  5. 思想は時を超える

  6. フグの肝

0
Would love your thoughts, please comment.x
()
x