情報弱者が圧倒的に不利なこの世の中

世の中の人を大きく分けると頭のいい人とそうでない人に分かれると思う。

勉強ができる人、地頭がいい人、高学歴な人、恵まれた環境で育った人、エリートと呼ばれる人たちがこの世界の政治も社会も動かしていることに異論はないはず。

ビジネスの現場では、頭のいい人がそそるキャッチコピーや人間の行動心理をうまく利用して消費者に購買意欲を促す。

物事のいい側面だけを語り、お得感を演出して、巧みな言葉で消費者を誘惑する。

消費者の多くは往々にしてビジネスのカラクリを知らない。

商品を通して幸福感を得て、自慢の材料にして、気分が良くなる、生きててよかったと満たされる。

果たしてそれらは本当の幸せなのだろうか。

知らないということは、いいと思い込まされていることでもあり、ある意味で幻想の可能性だってある。

知らないということは、この情報社会において弱者でもあるということ。

でも現実社会の構造はそのようなバランスで均衡をとりながら今日も動いている。

 

何気ない毎日の生活の中に広告は溢れている。

テレビ、インターネット、スマホの中、街の景色に至るまで。

気づかないうちに刷り込まれているメッセージだってたくさんある。

知らないことを知るにも限界があるので、すべての物事に詳しくなるなんてありえない。

スマホがどういう仕組みで動いているかわからないように。

だから適度に取捨選択して、自分にとって有益な情報の目利きができるようになることが問われている。

例えば、はじめての業界に関わるとき無知で相場がわからないためぼったくられることが多い。

今回、葬儀会社と引越し会社で特にそれを感じた。

心労共に疲れているときに早急さを求められると判断力が鈍ってしまうのはもはやタイムセールのようだ。

仕方なさや相手が知らないことを理由に業者側は少しでも多く稼ごうとしてくる。

めんどくさい、ややこしい、早く済ませたい、といった感情は、時にお金を払ってでも買ってしまう。

それくらい人間にとって楽をしたいという気持ちは強い。

知らないことを知るのも決して楽な道のりではない。

それでも情報に流されるのではなく、抗い、自分の軸を作るためには何事も知ることから始まるように思う。

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