デリバリーの不都合

不要不急の外出ができない。
どこまでが不要で、どこまでが不急なのかは個人の判断に委ねられている。
人が動かなければ、ウイルスも動かないのは周知の事実として、
最低限、動かないといけないのは食べ物の確保であることも周知の事実だ。
飲食店が窮地に立たされていて、テイクアウト形式をとらざるを得ない状況の中で、
先の見えない未来が不安で消費する気持ちが小さくなりますが、
スーパーのような人が密集した場所より、各飲食店が細心の注意を払ってる
テイクアウトを利用した方が、飲食店を助けられるし、リスクが少ないのではないでしょうか。
こんな時こそ情報には敏感になって、各お店の取り組みや活動を知ることが
お互いにとってメリットがあるような気がします。
知らないより知ってる方が、選択の幅が広がるので間違いなく人生がお得です。

そんな中、お客様にとって都合がいいのは、外に出ずに家まで料理を届けてもらえる
デリバリーというサービス形態でしょう。
自分がデリバリーをやってみてわかったことは、とっても効率が悪いということ。
人がいる、時間がかかる、事故のリスクがある、車両にエネルギーがかかる。
資金力のある会社は、量をさばいて配達リスクがペイできる
宅配ピザのように、配達代金が商品に含まれているパターンと、
別で配達代金がかかり、何円以上からというパターンがある。
ウィズコロナの世界に突入していく上で、ウーバーイーツのような
デリバリースタイルが主流になるかもしれないけど、今のところ
お客様に寄り添いすぎて、デリバリーする側がその分の負担を背負っていて
パワーバランスがとても悪く、効率がとても悪いという不都合を抱えている。
今、集まることを控えていて、財布の紐が締まっているのに、
上乗せされる配達代金と何円以上のルールは、とても手が出しづらい。
なので、効率よく回るために地域を限定して、さらに日にちと時間帯まで
こちらが指定してしまうという、配達代金無料の大胆なサービスを試してみようと思いました。
お客様の理解と、バランスを整える機会になればいいなあ。

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