多様性とバランス

女性の社会進出も増え、
ずいぶんと男性も家事や育児に参加するようになり、
社会はいい方向に進んでいるものの、
まだまだ高齢者に権力がある土地柄などでは、
昭和的な価値観が残っていて若者たちを困らせる。
インターネットにおけるグローバル化の恩恵か、
性別や国籍や人種や年齢などの目に見えるものから、
目に見えない価値観や宗教までの垣根を越えて、
どんどん多様性が浸透してきている。
人は当たり前にみんな違う。
生まれた場所も、育ってきた環境も、選んだ親も。
合う人もいれば、合わない人もいる。
多様性だからといって、全部を受け入れるのは
ちょっと荷が重いから、批判するのではなく
そこにいていいことを認めてあげる程度にして
相手を理解し協力していけばいいですよね。
ネットのない時代は、
限られたコミニュティでしか、繋がれなかったから
依存先も必然的に少なかった。
その分、相手に求めることも多くなり
あきらめや生き苦しい側面もあったように思う。
そう考えると今はとても楽に生きやすくて、
選択肢もコミュニティもたくさんある。
色んな顔があったっていいし、
依存先もたくさん作ればいいし。
求めすぎずに、リスクを分散させる。
多様性な社会をよりよく生きるコツは、
どこで気を張って、どこで気を抜くかの
バランス感覚にあるのかもしれない。

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