世界全体が豊かになったことで、
貧困も徐々に減りつつあり、中流階級の人が増えている。
そうなると食べ物の消費も、必然的に増えていく。
その大勢に食料を届けるために、大量生産をして、
やむを得ず科学的に日持ちをさせたり、保存食にして
間に合わせようと、裏側の人たちは試行錯誤している。
培養肉や昆虫食、3Dフードプリンターなどの、
開発が進んでいるのも、これまた必然的な動きである。
でも事実、その豊かさは逆に生活習慣病や肥満を生み、
バランスがおかしくなっているのでは、と疑問に感じる。
そもそも人間は、限られた食料で種を保存してきている。
お肉を食べるようになったのも、
朝食を食べるようになったのも、つい最近のこと。
これは好きなエピソードですが、エジソンがトースターを
売りたいために、もともと1日2食だった国民のライフ
スタイルを、政府と協力して1日3食に推し進めた。
朝食のブレイクファーストは本来ブレイクファストで、
断食を壊すという意味からきている。
断食とはいかないまでも、空腹によってある程度、
体に負荷をかけることで、細胞は逆に活性化するらしい。
やってみたけど、慣れてしまえば大丈夫になった。
ついでに糖質や脂質も抑えるようにすると、
体は健康になるし、食費も助かるし、細胞の状態が
良くなり脳にもいい影響を与え、地球も綺麗になるなら、
意識して取り組めばメリットでしかないと思う。
スーパーに並んでる食料品のほとんどが、
いかに体に悪影響を及ぼしているかを知ってしまうと
食に携わってる身としても、少し恐怖すら感じてしまう。
食べすぎていないか、今一度立ち止まって考えてみたい。