歳をとって、ようやく物事がわかるようになったのか、
環境や地球のことに少しづつ関心が高まってきている。
一人ができる行動や影響力で何が変わるんだろう、
時代が紡いできた大きな流れに逆らえるんだろうか、
何もかも無知だった自分は以前そう思っていた。
SDGsという世界各国が同じ目標を目指しているように、
地球を守ろうとする共通の認識は少なからず、
私たちの日常生活にまで浸透してきている。
レジ袋の有料化、紙のストロー、資源の有効活用、
ヴィーガンという思想に見られる畜産問題。
様々な問題が折り重なって、地球が危機にさらされている。
もう今さら大袈裟だなんて言ってられないほどに、
知れば知るほど環境汚染は進んでいるという事実がある。
食に関することも、その事実に大きく加担している。
大雑把に言って、人間のエゴが美味しさを追求したことで、
結果的に地球に悪影響であったことは否めない。
欲は出せば出すほど、そのツケが回ってくるのは、
普遍的な真理であり、世の理かもしれない。
世界人口も数年後には減少していく一方で、
当たり前に享受していた便利に戸惑うことになるのは、
慣れた生活水準をなかなか落とせない人間の性質だと、
よりいっそう混乱を招きそうな予感がしている。
モノやお金や名誉、便利さや快適さではない、
幸せの在り方とは何か、今のうちから予習しておきたい。
今後は企業や個人の社会活動も環境に配慮していることが、
最前提となり、規制も厳しくなってくることでしょう。
それを踏まえた上で、地球のことをもっとしっかり考えて
次の挑戦につなげていきたいと思っています。