そもそもみんな違う

いろんなお店の公開されている口コミやレビューを見ていて思う。
多くの人が高評価やいいことを書いていたりするけど、一部の人は低評価や悪口を書いてるのをたまに見かけます。
お店のコンセプトに合わなかったり、思っていたのと違うかったり、期待した通りのサービスを受けられなかったり。
おそらくどの悪口も、思い込みや過度の期待から生まれているのがほとんどではないでしょうか。こうあるべき、こうするべき、自分の世界の物差しだけではかってしまうと、どうしてもズレが生じてしまう。
いろんな物差しで多様な価値観を理解した方が自分に負荷もかからない。
それに値段が高いや美味しくないは、主観の問題であってわざわざ書き込むことではないと思います。
書き込むことをお店のためを思って言ってると思っているならば、それは勘違いです。
飲食店側の立場としても、全力でお客様と接して、時に求められている事と与えたいことの違いが起こるのはどうしても避けられない。
その時の状況によってもサービスの質は変化するので一概には言えません。
スタッフの欠員や不十分な教育、タイミングが悪ければ嫌な思いをする時もあります。
たまたま起こった小さな嫌な出来事も言語化して公開しまうと、後々大きな影響を第三者に与えかねません。
サービスといっても人間と人間が関わっている以上、理屈ではない感情が生まれるのでどうしても仕方ない時があります。
特にこれからの時代は寛容な心で、そもそも考え方が違うということを、受け入れる方が自分のためでもあると思います。
人間はいいや悪いで物事を判断してしまいがちです。
それは育ってきた環境や文化、時代の価値観が思い込みを形成させるので、概念そのものをフラットにするのはとてもむずかしいけれど、善悪を判断する一歩手前で考えを留めることができたら、人はもっと楽に生きれるような気がします。

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