畑の中心から考えをめぐらせる

畑シリーズも勝手に最終回。
地方という概念は人それぞれに感じ方は違っていて、宝塚という街は東京から見ると田舎に思えるだろうし、篠山から見ると都会に思えることでしょう。
将来的には今よりも静かな街で暮らしたいという憧れはあるけど、いかんせん日本の人口は確実に減っていくので、しっかり住む場所を選別しないと大変なことになりそうな予感がする。
今でも限界集落が多く出てきてるように、予算がかけれずにインフラが朽ちていたり、人が少なくなりすぎると、よほどのサバイバル癖でもない限り逆に住むづらくなってしまうと思うのだ。
いくら自然が豊かで静かでも、いくらリモートワークができようとも。
どの場所にいても物が届くとは言え、配達する人に対して申し訳なさを感じてしまう。
綺麗事のように地方創生だと声を上げても全部が全部うまくいくとは思えない。
兵庫県明石市は子育て世代にやさしい制度によって、実際に人口を増やしている。
人口が増えて税収が増えて市民に還元する好循環が生まれてみんながハッピー。
結局、経済というのは人の数が多いほどうまく回るようにできている。
さらに働く場所に制限がなくなったことで、住む街を自由に選びやすくなった。
このような動きが今後もっと加速すれば、人口格差や分断が避けられない。
住む場所というのは実際に暮らしてみないとわからないから、むずかしい側面はあるけれど自分に合った街をAIでマッチングしてくれるサービスが出てきてもおかしくはない。
畑とはあまり関係のない内容になってしまった。

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