水も米も毎日いただける。
なぜシンプルは飽きないのだろう。
料理のジャンルに目を向けてみると、
お寿司や焼肉は老若男女、不動の人気を誇る。
ごはんの上に魚が乗ってるだけだし、
肉を焼くだけだし、
究極にシンプルな料理だ。
お店の数もたくさんある。
他に天ぷらやフライドポテトなども、
シンプルで人気があって飽きない。
料理なんてつまり良い素材を引き立てるために
最小限の味付けを施すのが究極なら
技術が必要なのかとさえ思ってしまうほどに、
普遍的なもの、変わらないもの、
ずっと続いてるものはシンプルゆえ奥が深い。
できそうで、できない。
簡単そうで、むずかしい。
人間も、
自分が相手に言うことを
自分ができてなかったり、
当たり前のことが
当たり前にできてなかったりと
身勝手で複雑な生きものだ。
究極の人間になるためには
シンプルでないといけないかもしれない。
引き立てるための味付けはほんの少し必要だけど。