食べものにおける発明で麺類ほど、
全人類に浸透しているものはないだろう。
日本では、うどん、蕎麦、そうめん、焼きそば、
ラーメン、パスタ、冷麺、ビーフン、フォーなどなど。
うどんや蕎麦は不動の人気で、当たり外れが少ないから
旅先でもついつい立ち寄ってしまう。
男性ならラーメン、女性ならパスタ。
この分類も不思議といえば不思議。
麺類は食べるのも手軽だし、作るのも手軽で安価だから、
特にランチでの需要が多いのは納得がいく。
時代に左右されない普遍性で万人にも受けて、
シンプルを極めていて、麺類をとても尊敬している。
個人的にどの麺類も好きだけど、中でもパスタが一番いい。
前職でもパスタ好きが高じて、パスタ屋さんで長く勤めた。
うどんや蕎麦よりも毎日食べれるのが不思議で、
それは味のバリエーションの多さでもないような気がする。
どうしてパスタなのか未だにうまく説明できないでいる。
出汁における昆布と鰹節のように、にんにくと唐辛子の
組み合わせは、この上ない相性でただただ感服する。
合わせるソースにもよるけど、ラーメンよりかは
はるかにヘルシーなところもいい。オリーブオイル最高。
パスタと言っても総称だから、スパゲティをはじめ、
マカロニやラザニア、名前のわからないものまで幅広い。
その中でもパスタと言えばやっぱりスパゲティ。
シンプルイズベスト。丸い断面が愛おしい。
今日は昼も夜もパスタを食べてしまった。
そんなにパスタが好きなのに、なぜお弁当屋さんをしたのか。