制約は口に苦し

勝手に作った言葉です、ご了承ください。
良薬は口に苦し、とあるように、
自分のためを思ってしてくれる忠告は
ありがたいけどなかなか素直に聞けないもの。
本当に大切なことや真実は、
受け入れ難いものの中にあると解釈するならば、
今まさにコロナの影響で、今まで出来てたことが
出来なくなってしまった規制や制約の中で、
何を見出せるようになるかが未来への課題。
歴史的やビジネス的な文脈でも、
制約こそがアイデアの源泉だったりすることが多い。
決められたルールがあるからこそ、
その中で何ができるかを必死で探求しようとする。
締め切りがあるからこそ、間に合わそうと努力するし、
俳句や短歌も文字に制限があるからこそ、
その中で言葉を選び抜き、表現を最適化していく。
大きく見れば、死があるからこそ
すべての生命は生きようとするのかもしれない。
いや、きっとそうだ。
ルールが何もなかったら人間はどうなるのだろう。
料理のアイデアも、今ある使わないといけない食材を
組み合わせてみると想像もしなかった
いいものが生まれたりする。
テイクアウトという制約の中でも
できる料理の範囲は限られていて、必然的に
時間が経っても味に遜色のない料理を考えざるを得ない。
現在進行形の企画である
地域と日時限定ナイトデリバリーのアイデアは
コロナによって生まれた制約がなければ
きっと間違いなく思いつかなかった。
制約を味方にして、苦さを受け入れ
その先にしかない新しいアイデアを生み出そう。

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