緊急事態宣言が解除になって、学校も始まったり
会社も始まったり、気分は一時的に安心したものの、
まだまだコロナによる影響と動向には目が離せません。
一つに消費活動の変化は、飲食も大きく関わってきます。
このまま外に出ることがしばらく制限されるならば、
今まで見栄を張るために使っていた消費は、
落ち込んでくると予想ができる。
洋服や車や家や、その他高級なもの。
ステータスや外見をよく見せるためだけの消費が
必然的に必要なくなってくる。
だって他者に見てもらう機会が減るわけですから。
そうなると、どこに消費が発生するのか考えると、
より自分が心地よくなれる環境や空間や質感など、
内なる消費に向かっていきそうな気がします。
高級なドレスより、ちょっと高級な部屋着、
高級な車より、ちょっと高級な自転車、
コスパも安く、満足は高く得られます。
そもそも幸せの基準なんて自分の中にあるものだから、
はじめから理にかなってるような気もします。
外的要因で人を判断するのも、どこか間違ってる。
個人的に今回のコロナショックは人類を
いい方向に進めてくれてるようにしか思えない。
食だってそう、トリュフやキャビアや松茸に
高すぎるお金を払ってまで食べるより、
秋刀魚や納豆や椎茸、もやしに至るまで
安くても美味しいものはたくさんあって、満足感もある。
松茸と椎茸の値段の差ほどに、
味に違いがあるとは思えない。
それを自分で判断できて楽しめるようになると
未来は明るいような気がします。