ちょっとした未来のはなし

テクノロジーの進化で可能になったのは、
大まかに言えば需要と供給のマッチングだと思う。
タクシーならUBER、宿泊ならAirbnb、
フリマならメルカリ、恋愛系なんてたくさんある。
求めている人同士が、インターネットを通じてつながる。
スマホのおかげで個人と個人も一瞬でつながる。
世の中がどんどん効率よく生産性が高くなっていく。
無駄なくスマートにコストも安くなっていく。
飲食店とお客様とのマッチングはどうなんだろう。
その人に合ったお店が、瞬時にスマホで検索表示され
料理があっという間に自宅に届く。
そんな世界がいつか来るかもしれないけど、
そうするためには料理をロボットにお任せするしかない。
料理を作る人がいらなくなり、
サービスをする人がいらなくなり、
それがみんなの当たり前になり、物流も空を飛ぶ。
街の写真屋さんや、街の本屋さんはテクノロジーに
職を奪われて、今何をしているんだろう。
19世紀にカメラという発明が、風景を描く必要のない
絵画の価値を大きく変えたように、
飲食もこのコロナの影響で、根本的に変わらないと
いけないのに、未だその一手がなかなか見つからない。
世の中がもっと早く便利で快適になっていくのは
確実なので、いつまでも意地を張ってたら負けてしまう。
柔軟に、柔軟に。
未来を生きるためのヒントが、
マッチング。にあるような気がしてならない。

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