確実に時代は変わろうとしている。
モノが溢れ、情報が溢れ、何を欲するようになるのか。
量的成長から質的成長へ。
便利さや豪華さから、衛生や健康へ。
ステイタスからスタンスへ。
強さや豊かさを超えて、健やかさに向かっている。
どれだけコンピュータやAIが進化しても、
人間にしか生み出せない創造性には敵わない。
思想や情熱、偏愛や意味を持った非効率が
特別な価値を生み、経済をも成長させていく。
閉塞感が漂う状況の中で、このことに気付けていると、
今後の行動が大きく変わってくると思う。
いい企業に入ったから安定だとか、
結婚したから安心だとか、もはやとても言えない。
定額制サービスも増えて、生活コストも下がり、
ある程度、快適に暮らせる社会にもなってきている。
特に同調圧力が強い日本社会において、
自分だけの思想を持つことがこれから重要になってくる。
そのためにクリエイティブな思考は大切で、
物事に別の意味を見つけたり、新しい価値を作ったり、
自分らしい人生の解釈が求められるようになるはず。
学校教育から変えていかないといけないのに、
日本はまだまだ古い体制のまま受け身の授業で、
自主性を促すよりも、正解を与えてしまう傾向にある。
未だに拝金主義的な考えも問題があって、
仕事を価値の対価ではなく、労働の対価だと洗脳して、
豪華な成功が勝ち組であると、メディアは吹聴している。
いち国民として、日本の未来に危機感を強く感じるけれど、
自分に何ができるんだろうと自問自答している。