エシカルという考え方

先日、今の子供たちが大人になった時の価値観として
やりがいの次に来るものはなんだろうと考えてたら
エシカルという言葉を知ったのがきっかけで
ひとつの道筋が少し見えたような気がした。
これは直訳で倫理的という意味で、
法というルールで決まってるわけではないけど、
人として良識的に考えて正しいと思う行いのことだそう。
要するに本来の人間としての優しさを軸とした考えで、
未来を生きるヒントがここにあるのではと腑に落ちた。
今でこそ、トレーサビリティやフェアトレードという
言葉を聞くようになったり、エコを考えるようになったり
SDGsという取り組みなど、多様性も含めて
世界レベルで意識も高まってきている。
ベーシックインカムが導入されれば、お金のために
働かなくてよくなり、労働はロボットに任せておいて
これから人間がどう生きるかを考えた時に、
エシカルな行動や消費をすることが重要になってくる。
いかに世の中に対して善い行いをするか。
それは人間が元々持ってる本質的な性質で、
相手によろこんでもらいたいという気持ちや、
好意的な反応をもらった時の充足感は、
だれしも生まれた時から備わってる能力なのに、
環境や社会の理不尽や私利私欲な人たち次第で、
どうしてもあるべき姿を見失ってしまう。
でも今まで生きてきて実感するのは、
確実に世界は以前よりも豊かになっていて、
抽象的だけど、いい人がすごく増えたと思う。
いかに善い行いをするかで競い合うなんて
素晴らしい世界じゃなですか。

関連記事

  1. 食べものは残らない

  2. 他愛もない夏至

  3. かっこよさの変遷

  4. 人と人が会って話すこと

  5. 見えない影響

  6. I’m staying in London