去年、デリバリーを始めたいと宣言し、
初めてクラウドファンディングをして、
車両費と人件費にかかる費用の補填を調達するために、
たくさんの方から支援をしていただいた。
準備が整いデリバリーを稼働させてみたものの、
主に団体樣の利用を焦点に当てていたので、
アプローチが足りず、思うように注文を取れずで、
投資した分を回収するに及ばなかった。
その上、人の手配にも限りがあって、
スタッフがいない時は、自分で行かざるを得なく、
他の予約をお断りしないといけないケースもあったり。
コロナの自粛期間中は大いに活躍できたものの、
それはそれで量が多くて大変だった。
結果、現在はスタッフを使えず休止中という。。
準備不足であったこと、とても反省しています。
お客様に支援をしていただいた手前、余計に悔やまれる。
でも、やってみて初めてわかることもあります。
配達料をいただいたとしても、人が一人移動してる時間の
生産性は注文が少ないほど悪いということ。
ウーバーイーツや出前館の割高が、割高に思えないほど、
それだけ人件費とリスクが発生しているということ。
お客様が思ってる以上に、人間が運んでる限り、
デリバリーというビジネスを小規模でするのは、
とても難しいということを、経験を通して学べた。
子供の頃、中華の出前が楽しみだった記憶がある。
器の回収もして、よく無料でやっていたなと思う。
採算以上に、地域ならでは人情なのかなあ。
でも採算も大事だし、経営って奥が深くて難しい。