空港ではたくさんの人が働いている。
きっとどの役割も欠けてはならないくらい多岐にわたる職種の人たちが総勢で関わっている。
それも旅行者が旅を楽しむために。
働いている人たちがいるから、働いてない人が余暇を楽しめる。
そんな当たり前の相互関係は一概に分けれるものでもないけれど、特にサービス業はなくてはならない重要な仕事だとあらためて思った。
どこまでロボット化が進んだとしても人の対応の方がどこか安心する。
言葉の通じない外国人であっても。
食べていくために、生活していくために、何かを守るために人は働かないといけなくて、一見それは自分のためのように見えるけど、究極は誰にとっても人(他者)の役に立ちたいという気持ちが根源にあるからこそ働けている気がした。
サービス業しかしたことがないからそう思うだけかもしれないけど、誰かの役に立っている実感というのは決して数値化できない最高のご褒美だ。
反応があること、認めてもらえること、喜んでもらえること、承認欲求もそのひとつだろう。
身近な家族なのか、たくさんの人なのか。
その対象が少ないか多いかは人それぞれ。
そこに優劣はないと思うので、結局は自分がどこに意味を見出して働くかどうか。
ご褒美があったとしてもお金にならない仕事もあるし、その境界線を見つけるのはとても難しい。