料理の世界に入ってから、お店を始めるまで
いろんなジャンルのお店を経験した。
フレンチやイタリアンなど
専門的な料理を学んだわけではない。
接客もしたし、大根のかつらむきもした。
時代的にも修行や経験が重要だったので
サラリーマンと違って、ころころ転職することは
特に悪ではなかった背景がある。
その中でも、一番長く勤めれたのは、
阪神間に何店舗か展開している
スパゲティ専門店のリュリュというお店。
MEEKを始める直前まで8年もいた。
家族を守るのに転々としてられないという
理由もあったけど、入社した動機も続いた要因も
単純にパスタが好きだったから。
※パスタというカテゴリーの一部がスパゲティ。
毎日のようにパスタを食べていた。
休みの日にも食べていた。
料理というよりかはお店の運営や経営、
組織の在り方などを学ばせてもらえた。
間違いなくその経験は今に活きている。
どんな些細なことも経験を通して感じたことは
将来に必ず線となって繋がっていく。
飲食店が10年続く確率が1割に満たない中、
リュリュは40年以上も続いている老舗。
それだけ続いてるということは、
お客様に愛されてるからに他ならない。
この苦境と淘汰も、その愛があるからきっと大丈夫。
MEEKでパスタを提供できたらいいなと
度々思ってきたけど、今のところ予定はないのです。