今頃、梨泰院クラスを観終えた。
舞台が飲食業界なので、重ならないわけにはいかない。
理不尽な権力に立ち向かっていく主人公の姿に、
激しく同意し、悔しさを覚え、没入感に浸り、
心を揺さぶられ、幾度となく勇気をもらえた。
物語はフィクションとはいえ、人生の大切な教訓を
たくさん教えてくれ、感動させてくれる。
怒りや悔しさや挫折は、決して良いものではないし、
望んでできるものでもないけど、人のその後の人生を
決めてしまう大きな原動力になる。
そしてそのエネルギーは、とても絶大なものになる。
仕事を選ぶきっかけになってる人も多いと思う。
負の感情は悪いものだけど、そこから生み出される
行動には強い意志が働き、見ている景色を変えていく。
その環境は故意に作れないから、何かあった時に
気付けるように、感受性を高めておく必要もある。
何より大事なことは、悔しさや挫折を経験するのにも、
はじめに行動し挑戦しないと始まらないということ。
安定や安心を選んでばかりいては、何も起こりえない。
逆説的ではあるけど、行動をすることで失敗ができ、
失敗ができることで、さらなる行動が促され、
その差異の積み重ねこそが、人を成長させていく。
とにかくなんでも恐れずにやってみることが大事。
それにしても韓国ドラマはよくできている。
信念やこだわりは弱者の言い訳、というセリフに
どれだけ悔しい思いをしたことか。