続けないことを続けていく

幼い頃から何事も継続することが得意ではない。

注意力も散漫で、集中力も長く続かない。

仕事もいろんなジャンルのお店を転々としていた。

何においても努力なんてした覚えがない。

それに努力というのは結果論で、成果が出てはじめて

ちゃんと努力をしたから、と言える。

何かを始めるのは簡単だけど、継続するのはむずかしい。

でも継続すればいいってものでもない。

合わなかったり、向いてなかったら無理をして

続ける必要はないし、諦めることも大事になってくる。

自分が何を大事にしたいか、何を目的とするのかで

今とるべきアクションが変わってくるし、

それは人それぞれに方法がある。

お店において辞める決断をした理由のひとつとして、

これ以上、成長できる可能性が見えなかったから。

デリバリーをしてみたり、スタッフを使ってみたり、

完全予約制にしてみたけれど、自分が許容できる範囲に

どうしても限界を感じてしまった。

経営が下手くそだと言われたらそれまでだけど、

飽きっぽいだけでしょと言われたらそれまでだけど、

時には人生を清算する機会も、

次のステップに行くためには必要だと思っている。

成功してるような経営者も、失敗をしてる数の方が

多かったりする。イチローでさえ打率は4割。

いかに打席に立つ回数を増やすか、そしてそのサイクルを

早く回すか、量をこなすことで正しさに収斂していく。

続けないことを続けていく。

挑戦を継続するということに意義があると思うんだ。

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