サービス業に気配りや配慮は欠かせない。
日本人にはおもてなし精神が宿っているから、
誰しもに備わってる能力かもしれない。
相手がしてほしいと思っていることを汲み取って、
先回りして行動することで、心に動きが生じる。
それは優しさという言葉にも通ずるもの。
でも、いくら用意周到な配慮をしても、
受け取る側の感受性の有無で、その効果は左右される。
気づかれなかったり、受ける配慮に慣れてしまって、
その行為が当たり前になってしまったり。
受けた行為に対して気づける気持ちがないことには、
相手に与えることもできないですし。
なので人によって育ってきた環境によるものか、
感受性にも違いがあるから、相手に対して使い分けが
できると、もはや玄人レベル。
人間は単純なようで複雑、複雑なようで単純。
相手に対して優しくなれるようになるには、実際に
相手を傷つけたり、迷惑をかけた経験の積み重ねで
培われるものでもあると思う。
逆説的だけど、優しさの技術を磨くには、相手に迷惑を
かけた総量も玄人レベルでないといけないかもしれない。
それだけ実践を繰り返し、その体験から学びや教訓を得て
自分だけの糧にしていくことが大事で、
そのことは優しさだけでなく、あらゆる行動に
当てはまるのではないかと思うわけです。
不安を恐れずに、挑戦して、行動して、
トライアンドエラーをいかに早く回転させるか。
言うは易く行うは難し。自分に言い聞かせる。
ナンをライスに変更したら、もともと付いてるライスは
そのままでライスとライスがかぶるという優しさよ。