選べないこと

少し長めのお休みをいただきました。

同じ場所に一人でずっと立ってる定点観測も大事だけど、

動いて誰かに会い、何かに触れることも大事だと思う。

世界の広さをあらためて感じたし、

日本にもたくさんいいところがたくさんあるのに、

当たり前に生きてるうちに見れる景色は、ほんのわずか。

今は手の中にある画面の、

綺麗な景色や、美味しそうな食事を見てるだけで、

行った気分にもなれるけど、その時間その場所で

味わえる体験に勝るものはないはず。

休みの調整ができるのは、自営業のいいところ。

いろんなところに行って思ったのは、

生まれた場所である程度人生が決まってしまうということ。

幼少期の育った環境で、ほぼ大人が形成されてしまう。

生まれ育った町で、幕を閉じる人が大半だと思う。

仕事や結婚などのきっかけがない限りは。

都会も田舎も、いい面やわるい面の両方があるけど、

周りに人の数が多いほど、刺激はたくさんあるから、

成長の速度は都会の方にメリットがありそうだ。

著名人が東京に集まるのは必然で互いに刺激し合う。

でも、その世界を知らなければ知らないで

平和のような気もするから、それも悪くない。

知ってるしあわせと、知らないしあわせ。

親を選べないのと同様に、生まれる場所も選べない。

授かった運命は受け入れて、

自分の力で変えていくしかないのだけれど。

少し長いお休みをありがとうございました。

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