つくづく思う、基本が大事だと。
当たり前のことを言ってみる。
おそらく料理を美味しく作れるのも、
基本ができているからだと思える。
調理師の専門学校に一年通った。
先生が理不尽に偉そうで、
講義も実習も楽しくなかった。
教えてあげてる感がひどい。
よくさぼって遊んでいたっけ。
バイトで料理をしてる方が楽しかった。
時代はよくなり、動画などでも
楽しく学べる機会が増えたから、
学校に行く必要すらなくなってきてる。
でも、楽しいことばかりでも
いいのかなという疑問もある。
学校と呼ばれる場所は勉強とセット。
勉強は暗記でしかなかったので、
おもしろくなかったし、できなかったけど、
基本という土台作りには、
一役買っていたのではないのだろうか。
同じことを何度も繰り返す。
おもしろくないことだけど、
土台作りには繰り返しがきっと必要なんだ。
読んだり、書いたり、計算したり。
できない人が増えているような印象を受ける。
進化かは人を楽にさせる。
すぐに検索できる環境、覚えようとしない。
楽しく学べる環境、文脈を理解しない。
学校はいらないとも言われているけど、
効率ばかりを求めるのではなくて、
基本を身につけるには、非効率で無駄なように
思える繰り返しこそが重要な気がする。
料理だって同じで、レシピや方法や技術は
簡単にインターネットの中にあるけど、
繰り返した経験は時間をかけてでしか身につかない。
無駄に思える時間も将来に活きることがある。
今過ごしてる時間が、未来の役に立っているかどうか、
認識するだけでも未来を変えれそうな気がする。
基本ができていることで選択肢も広がる。