完璧な人間はいない。
いいところ悪いところ、誰だって合わせ持っている。
見えてるか見えてないかの違い。
容姿や地位や名誉やステータスで人間の価値に優劣をつけ
る人は、きっと教養が足りていない。
現代の正しさは現代だけに通用する価値観にすぎない。
多様性、LGBTQの理解も世界的に進んでいて、
少しは楽に生きれる人も増えてきたように思う。
発言しやすい社会になってきている実感もあるし、
それを受け入れてくれる社会にもなりつつあるなと感じる。
本来なら全員に等しいチャンスがあっていいはずだから。
それでも人間は完璧にはならないだろう。
人生うまくいっているような人がいたとしても、誰にだっ
て等しく心のどこかに隙間はあるものだ。
その隙間を埋めるように人は繋がりを求め、互いに共感し、
ストレスを発散する。時にルールからはずれる。
ある意味みんな等しく危うさの中に生きている。
それくらい心をふかふかに満たすことはむずかしいことで、
技術の習得や訓練が必要になってくる。
哲学や芸術、知識だけ詰め込むのではなく、実践をして
失敗をして経験も積んでいかないといけない。
ストレスも根本となる原因を解決しないと堂々巡りのまま。
誰かのアドバイスではなく、結局は自分自身で気づくこと
でしか心の隙間を埋めれないんだなとつくづく思う。
人の心の弱さは初期設定、みんな一緒、みんな公平。
なにも強くなくていい、やわらかでしなやかがいい。
時間が必要なら時間をかければいい。
心の隙間を埋めることにエネルギーを使うより、心には
初めから隙間があるということに気づけると楽になれる。