気づかないうちに変わっていく

街に走ってる車が少なくなったように感じる。
静かな夜、雨の音、澄んだ空気。
それでも物流の人たちはおおいそがし。
これからやってくるであろういろんな価格の高騰は、意識の外側で人間の行動を自然と変えていく。
そんな不穏な足跡は飲食業界にも忍び寄ってきている。

コロナにおける長過ぎた外出制限は確実に外食の頻度を少なくさせた。
その分テイクアウトが増えたというよりも、外食しなくても他の楽しいがあることを知ってしまったとも言える。
外食のコンテンツ力が弱くなってしまったのだ。
移動とかおめかしがめんどくさい、コミニュケーションならメールでじゅうぶん。
今さらどれだけ外食しようと叫んでも小さな声はすぐに掻き消されるだろう。
時代の大きな変化の流れには逆らえない。
きっと違うアプローチが必要で、環境に適応できる種だけが生き残るのがダーウィンの主張でもある。
世界を見る解像度を上げて、周りからどう思われようが自分が正しいと思った道を進むしかない。

最近お客様と話していて気づいたのは、外食の客離れの要因として、コロナだけではなく
駐車場の問題もあると思った。
SNSができたことで出店場所の制約はゆるくなった。
駅近でもなく田舎でもないお店に行く交通手段は多くの人が車を使う。
コインパーキングが増えたからなのか、お店側が駐車サービスをすることが以前より減った。
日本は過剰サービスなところがあるので、お店と駐車場の確保は別問題なのはよくわかる。
でもたとえ駐車場代が少額であれ余分に払うという行為は心にも財布にも負担になる。
それならはじめから駐車場があるところへ行こうと無意識下ではたらくのではないのか。
そんな駐車場のことも外食離れのひとつの要因ではないかと思った。
小さく積み重なった無意識が集合知となり、気づかないうちに生活様式を大きく変えていく。

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